- 2020.05.21
2020年の養殖業トレンド
人口増に伴い、ますます養殖業は重要になってきました。 食糧生産分野においては、世界でもっとも急成長している分野(参考リンク)であると言っても過言ではありません。 さっそくですが、2020年の養殖業トレンドは次の通りです。 環境変化に強いムール貝 昆布養殖 ウニ生産の増加 環境変化に強いムール貝 多くの魚は環境の変化に弱いですが、特別な遺伝子変異を遂げたムール貝は環境変化に強くなります。 このムール […]
- 2020.05.21
SeaRoboticsがグローバルのASVレンタル事業を開始
SeaRobotics社がOkeanus Science & Technology社と組み、ASV(水面ロボット)のレンタルをグローバルに行うことを発表しました。 レンタルを開始する機種としてはSR-Surveyor M1.8をあげており、これによって推進測定、水中の生物の生息地マッピング、水中構造物の検査、捜索救助活動などが可能になります。 また、SR-Surveyor M1.8は360 […]
- 2020.05.21
水中ロボット用ソナーをBlue Roboticsが開発
アメリカ・カリフォルニア州のBlue Robotics社はPing 360というROV用のソナーを開発しました。 Ping 360は1度ずつ回転するモータに取り付けられた音響トランスデューサが取り付けられた走査ソナーであり、回転することで360度方向に画像を構築することができます。 これはロボットや自動車に搭載されるLiDARなどに似ていますが、光の代わりに音波を使っているところが異なります。 P […]
- 2020.05.21
脚つき水中ロボット
イタリアの研究者チームがSeabed Interaction Legged Vehicle for Exploration and Research (SILVER) with the SILVER2を開発しました。 SILVER2は6本の脚があり、ロブスターのように海底を歩き回ることができるロボットです。 SILVER2の特徴としては非常に静かであり、生き物の観察などに適していることなどがあり、 […]
- 2020.05.21
形状変化するAUV・ROV
Houston MechatronicsがAquanautというAUVからROVに形状変化するロボットを開発しました。 この形状変化によって船舶やテザーの必要性を排除した、複数目的に対して利用できる海洋ロボットが実現しました。 Aquanautによって現場に船や人がいる必要がなくなり、30%から40%のコスト削減が実現できるとHouston Mechatronics社は言います。 参考リンク SH […]
- 2020.05.20
日本郵船が遠隔操船実験に成功！
日本郵船は20日遠隔操船の実験に成功しました。 有人遠隔操船システムを搭載した東京湾上のタグボートを400km離れた兵庫県西宮市から操船し、東京湾上の12km航行を行い、通信状態、制御の状況などを確認・評価しました。 国土交通省は2025年までに自動運航船の実用化を目指しており、今回の実験の成功はこの目標に大きく近づいた結果と言えそうです。 関連記事：自律運航船コンソーシアム「One Sea」につ […]
- 2020.05.19
水中ロボットによるハリケーン予測
Slocum gliderという自律水中グライダーによってハリケーン予測を行うといったプロジェクトが行われています。 2018年にアメリカ・ノースカロライナ州を襲ったFlorenceというハリケーンをきっかけに、ハリケーンの進路を追跡し、ハリケーンの軌道と強度を理解するために研究を行っています。 Slocum gliderはハリケーンのもととなる海の熱などを測定し、取得したデータをハリケーン予測に […]
- 2020.05.18
2020年の水中ロボット事情
この記事では2020年の水中ロボットの展望についてまとめていきます。 遠隔操作できる水中ロボットの活用拡大 イタリアの石油・ガス業者のSaipemは無効10年にわたって海中にある機器のチェックにROVを使用する契約を行いました。 ROVを活用することで陸上からより安全に、コストをおさえて機器の点検が可能になります。 このようにROVを用いた海洋設備の点検などは2020年に拡大していくのではないかと […]
- 2020.05.17
世界初！360度撮影可能なROV(水中ドローン)
この記事では360度撮影可能なROV(Remotedly Operated Vehicle：無人潜水機)を紹介します。 360度撮影可能ROV「360-ROV」について アメリカのSWL Robotics社が世界初の360度撮影可能ROVの「360-ROV」を開発しました。 360-ROVは8個の高解像度カメラと強力なコンピュータ、74000ルーメンを超える明るさの照明、UVライトを搭載しており、 […]
- 2020.05.17
自律運航船コンソーシアム「One Sea」について
この記事では船の自律運転の実現化を目指している「One Sea」について説明します。 One Seaとは One Seaとは自律運航船の実現化に向けて協力することを目的としてできた国際組織です。 自律船研究の先進国、フィンランドで発足し、ヨーロッパのメーカーを中心として自律船の社会実装を目指す企業が参画しています。 2025年までに自律運航船の実現を目指しており、それに向けたロードマップ作成、基準 […]